AP通信によると、ルーマニアの首都ブカレストで6日、可燃物を積んだ車両がロシア大使館の入り口に突っ込み炎上し、運転手が死亡した。大使館によると、職員に負傷者はなかった。

 ルーマニアはロシアが侵攻したウクライナと隣接し、避難者60万人以上を受け入れている。侵攻以降、大使館の外で攻撃をやめるように求める抗議活動が行われている。

 4日にはウクライナのゼレンスキー大統領がルーマニア議会でのビデオ演説で、首都キーウ(キエフ)近郊ブチャの市民殺害は「戦争犯罪だ」と指摘し、ロシアに対する制裁強化を訴えた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/170201