■地下室に手足縛られバラバラに切断された子ども…ロシア軍は遺体に地雷設置か

クライナに侵攻しているロシア軍の地上部隊が、首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで多数の民間人を殺害していた疑いが、
現地入りしたウクライナ軍や報道機関の指摘で浮上した。
他の都市でも露軍部隊による民間人殺害や暴行が報告されており、ブチャの惨状は氷山の一角とみられる。

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キーウ近郊の村で2日前に行われた戦闘によって破壊された戦車のそばを走る犬(2日、AP)

 2日、ブチャに入ったAFP通信の記者は、「静かな並木道に、見渡す限り遺体が散乱していた」と表現した。
記者が確認した約20人の遺体は、いずれもジーンズやスニーカーなどを身に着けており、軍人には見えない服装だったという。

 遺体は露軍の激しい攻撃で廃虚と化した市内各地に点在している。英紙サンデー・タイムズは2日、
ブチャの民家の地下室で、両手両足を縛られた子どもを含む男女18人の遺体が見つかったと報じた。遺体はバラバラに切断されていたという。

 犠牲者の多くは18〜60歳の男性だとの情報もある。撤退決定を受けて露軍が組織的に住民を殺害したとも考えられる。

露軍部隊が遺体や民家に地雷を仕掛けているとされ、民間人被害の全容把握には時間がかかりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c1d5d96c37d9e15b85ed14bf3ce3e2097b5748
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