時効迫った強制わいせつ事件で容疑者逮捕 新技術で映像解析

https://i.imgur.com/rdUQZFo.jpg

7年前、東京・足立区で小学生の男の子の体を無理やり触ったとして、35歳の容疑者が強制わいせつの疑いで警視庁に逮捕されました。
時効がことし7月に迫っていましたが、新たな技術で防犯カメラの映像を解析し直したことがきっかけで逮捕につながったということです。

逮捕されたのは、東京・北区のアルバイトで韓国籍の全弘哲(チョン・ホンチョル)容疑者(35)です。

警視庁によりますと、7年前の2015年、足立区の路上で当時、小学3年生の男の子に「写真のモデルになってほしい」などと声をかけ、
近くの駐車場に連れ込んで体を無理やり触ったとして強制わいせつの疑いが持たれています。
現場周辺の防犯カメラには青い自転車に乗った男が写っていましたが、当時は映像が粗く、顔を確認することはできませんでした。
しかし、先月、新たな技術で映像を解析し直したところ、顔がはっきりと判別できるようになり、
捜査の結果、自転車の持ち主だった全容疑者が関わった疑いがあることが分かったということです。
時効はおよそ4か月後のことし7月に迫っていました。
調べに対し、認否を留保しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220322/1000078206.html