ウクライナ侵攻を巡り、プーチン大統領に1対1の決闘を挑んだことで話題となった世界一の大富豪、イーロン・マスク氏。
“決闘状”に対し、プーチン大統領からの返事はありませんでしたが、そこに思わぬ人物からの横やりが入りました。

 チェチェン共和国・カディロフ首長:「イーロン・マスクよ、プーチン大統領とは戦わないほうがいいぞ。
西側諸国を恐れさせる存在であるプーチン大統領にとって、君のように弱い相手をたたくことは、スポーツマンらしくないからな」

 SNSにこう投稿したのは、プーチン大統領に忠誠を誓うチェチェン共和国のカディロフ首長です。

 カディロフ首長は、拷問や暗殺を繰り返す“残虐部隊”として国際社会から批判される私的な軍隊を持つ独裁者です。
マスク氏の名前「イーロン」をわざわざ女性名「イローナ」に置き換えたうえで…。

 チェチェン共和国・カディロフ首長:「イローナちゃんから、男らしいイーロンになるためには、チェチェンでの訓練をおすすめしよう。
イローナちゃん、いや、イーロン。別人になって帰国できるぞ」

 この挑発に、マスク氏も応戦しました。

 テスラ社 イーロン・マスクCEO:「提案に感謝する。しかし、このような素晴らしいトレーニングを受けては、
私が有利になりすぎてしまう。もし、プーチンが恐れているようであれば、
私は左手だけで戦うことにするよ。左利きじゃないけどね。イローナより」

(「グッド!モーニング」2022年3月21日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8640615c117305de9b720df206832b4dc4780b28