北京パラリンピックは7日、アルペンスキー女子スーパー複合・座位が行われ、日本選手団主将の村岡桃佳(25)が銀メダルを獲得した。
スピード系のスーパー大回転と技術系の回転、1本ずつの合計タイムで争うスーパー複合。5日の滑降、6日のスーパー大回転に続く金メダルとはならなかったが、前回大会の銅を上回り、3日連続での表彰台となった。

陸上で東京パラリンピックにも出場するなど夏冬“二刀流”の挑戦を続けてきた村岡。新型コロナによる東京パラリンピック延期の影響により、この北京大会までの準備期間はわずか半年だった。そんななか今年1月には滑走練習中に靱帯を痛め、車いすから移動することすらままならない状況に。雪上に復帰したのは2月の始めだったという。
異例の挑戦から怪我を乗り越え、すでに3つのメダルを手にした村岡。残り2種目、大回転と回転に出場を予定している。

■村岡桃佳(むらおか・ももか)
1997年3月3日生まれ、25歳。埼玉県出身。正智深谷高校〜早稲田大学。トヨタ自動車所属。平昌大会は滑降で銀、スーパー大回転で銅、大回転で金、回転で銀、スーパー複合で銅と5つのメダル。今大会はここまで滑降、スーパー大回転で2つの金メダルを獲得。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b91d1c3bd7c3bf8f5f599b94a4a1d201f7dd497e
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220307/K10013518011_2203071638_2203071638_01_02.jpg