アレルギーの受刑者に甲殻類含む食事185回 取り除けばよいと判断

https://www.asahi.com/articles/ASQ2M2FG4Q29PUUB005.html

 甲殻類へのアレルギーのある男性受刑者(58)の食事で代替食を支給しないのは人権侵害だとして、鳥取県弁護士会は、鳥取刑務所長に対して代替食を支給するよう勧告したと発表した。勧告は7日付。

 勧告書によると、男性は2018年6月に入所し、エビなどの甲殻類アレルギーがあり、過去に意識を失ったこともあると申告。
移送前の別の刑務所では代替食が支給され、引き継ぎもされていたが、鳥取刑務所は自分でエビなどを取り除いて食べられると判断。
18年6月から21年5月にかけ、甲殻類やそのエキスが含まれた食事を少なくとも計185回支給した。
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