【ニューヨーク時事】北京五輪に参加しているフィギュアスケート女子で15歳のカミラ・ワリエワ選手
(ロシア・オリンピック委員会=ROC)がドーピング違反による暫定資格停止処分を解除されたことを受けて、
米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)のサラ・ハーシュランド最高経営責任者(CEO)は14日、
「選手たちは公平な競争の場で戦う権利を持っている。残念ながら、きょうその権利が否定された」との
声明を発表し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を批判した。

 ハーシュランド氏は「ロシアに組織的かつ広くまん延しているクリーンスポーツへの軽視を示す新たな一章だ」
と指摘。「この件はまだ解決していない」と、薬物違反との戦いを呼び掛けた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021400907&;g=spo