憲法裁判所は、ドイツ共産党が憲法に違反していると判断。理由の結論部分のみを列記すると

(1)マルクス・レーニン主義を信奉していること
(2)プロレタリア革命の理論を掲げていること
(3)プロレタリア独裁の理論を掲げていること
(4)プロレタリア革命とプロレタリア独裁を信奉していること
(5)プロレタリア独裁の国家・社会像と自由・民主的基本秩序とは一致しないこと

となります。共産主義の誤りを丁寧に解説し、5年の歳月の後、ドイツ共産党は憲法違反であるとの結論を導いたのです。