国民、参院千葉に県議の礒部氏擁立

国民民主党千葉県連は4日、県庁で記者会見を開き、夏の参院選で千葉選挙区(改選数3)に礒部裕和県議(40)を擁立すると発表した。礒部氏は県議会で「立憲民主・千葉民主の会」の会派に所属し、会派を組む立憲民主党は小西洋之参院議員(50)を擁立するため、会派内で分裂選挙となる見通し。

礒部氏は、出馬を決意した理由として国民民主党の「給料の上がる経済の実現」という政策に共感したことを挙げ、「無党派の方や若い方、さまざまな層に語りかけ、考え方を知ってもらうことで、この国の政治そのものも底上げをしていきたい」と述べた。

国民民主党の玉木雄一郎代表が会見に同席。県議会の会派内で分裂選挙となることについて「国会でも連携するところは連携しているが、選挙では複数区なので、切(せっ)磋(さ)琢(たく)磨(ま)するということ」と述べた。

礒部氏は、平成19年の県議選に野田市選挙区から出馬し初当選。現在4期目。

https://www.sankei.com/article/20220204-CK4ZKBVZBNPFDKIJ4XIKSYJQKI/