反ワクチン派が活気づいている。国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が19日、4万1487人と初めて4万人を超え、2日連続で過去最多を更新した。政府は東京など13都県で「まん延防止等重点措置」の追加適用を決めたが、感染の「第6波」は爆発的な広がりを見せ、どこまで増えるか見通せない状況になってきた。そんな中、22、23日に反ワクチン派の世界同時デモが予定されており、関係者を震撼させている。

19日の新規感染者は都道府県別では東京7377人、大阪6101人、愛知2881人、兵庫2514人など、28都道府県で過去最多を更新した。

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感染しやすいオミクロン株が猛威を振るっているとされ、感染拡大のスピードが速い。この状況に活気づいているのが反ワクチン派だ。

19日の東京の新規感染者のうち、ワクチンを2回接種していた人は3408人、1回35人、接種なし1836人、不明2098人だった。

ワクチン接種に疑問を持つ男性会社員は「ワクチンを2回打ってもこんなに感染するのだから、反ワクチン派は『自分たちが正しかった』と盛り上がるでしょう」と指摘した。

そんな反ワクチン派は22、23日にデモを行うと告知している。世界同時デモだという。反ワクチンは日本だけのものではない。フランスでは反ワクチンデモに約10万人が参加したとニュースになったばかり。ドイツでも反ワクチン派が活動中だ。

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22、23日は日本全国の都市で反ワクチンのデモが行われる予定となっている。繁華街へは出掛けない方が無難かもしれない。

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