オーストラリアのモリソン首相は17日、国外退去処分になったテニスのジョコビッチ選手が
新型コロナウイルスワクチンを接種すれば、2023年以降の全豪オープンに出場するための入国を
特例で許可することが政府内で「検討されるだろう」と述べた。ラジオ局とのインタビューで語った。

オーストラリアの法律は、国外退去処分を受けて以降3年間は「特定の状況」を除いて査証(ビザ)発給を
受けられないと定めている。

司会者が「ジョコビッチ選手が来年歓迎されるには、ワクチンを接種すればいいのか」と尋ねたのに対し、
モリソン氏は「3年という期間があるのは確かだが、適切な状況であれば復帰の機会はあるし、
その時に検討されるだろう」と話した。(共同)

https://www.sankei.com/article/20220117-LP73ZR72TNKYHAFNS7FCYZ7TYA/