ハリス米副大統領は6日、連邦議会議事堂で演説し、議会襲撃事件が起きた1年前の1月6日を、
1941年12月7日(米ハワイ時間、真珠湾攻撃)と2011年9月11日(米中枢同時テロ)と並べて
「民主主義が暴力にさらされた日」と指摘した。

続けて演説したバイデン氏は「副大統領が言及したように、真珠湾における死と破壊から、全体主義勢力に対する
勝利となった」と述べ、「1月6日は民主主義の終わりではなく、自由とフェアプレーの再興の始まり」と訴えた。

ハリス氏の発言について共和党のラムボーン下院議員が「1月6日を真珠湾と9・11に例えるのは不快で
全く比較にならない」とツイッターに投稿するなど一部から批判が上がった。

サキ大統領報道官は6日の記者会見で質問を受け、「(ハリス氏の発言を批判する人々は)民主主義への脅威を
解決することに関わってはどうか」と述べた。(ワシントン 渡辺浩生)

https://www.sankei.com/article/20220107-3P3VDZSKBNLS7ABYTZDCN5XZNY/