犬、負傷者を温め続ける 山で遭難、13時間後救助 クロアチア

 アドリア海に沿って走るクロアチアのベレビト山脈で、負傷して動けなくなった男性の体を、同行していた犬が13時間にわたり温め続け、両者とも救助された。

 地元メディアが4日、伝えた。

 犬の名は「ノース」。生後8カ月のアラスカン・マラミュートで、山岳救助隊は「遭難した男性を包むように温めていた」と救助時の様子をフェイスブックに書き込んだ。標高1800メートル近い現場で、遭難者と犬が一緒に担架に乗った写真を添え「友情や愛に人間も犬もない」と述べている。

 ただ、山岳救助隊は冬山の天候は変わりやすいと指摘し、山歩きに犬を連れて行くことはやめた方がいいとも警告している。 

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https://news.yahoo.co.jp/articles/25e67afd3a7151d1d130e969c903ee1f4c3a96d1