https://news.yahoo.co.jp/articles/a2235b7f9be6c2225632378c7ca0e29d5182e7cb

12月8日に「フェミニスト労働組合」というデモがあったようだ。
呼びかけ人である市民運動家がツイッターで、

「Twitter界隈では3月8日の国際女性デーのたった1日でも休まれたりストライキされるのが
嫌な男性たちが大パニックで攻撃してきてる。ストライキはもともと困らせるためにやるものです。
だから来年の国際女性デーは男を困らせちゃおう」

 といっていた。来年の3月8日の国際女性デーに重きを置いているのかな。
……と、あたしがツッコミを入れたいのはそこではない。

 ストライキとは、労働者が自分の労働条件を守るためにするものだ。
男を困らせるためにするものではない。でもってこれを野党の副党首が支持し参加しているのも痛い。

すべての男がハラスメントをするわけではない。男を敵視するのではなく、
そういうことをする人間、もしくはその言動に文句をいうべきなんじゃないかと。

 あたしは女性を軽視したり、差別したりすることはあってはならないと考える。
たとえば、おなじ仕事をしているのに男女で賃金格差があったり、平等であるべき試験で男性だけに
下駄(げた)を履かせたり、なんてことはあってはならない。

 ジェンダー平等な社会が良いと思う。一人一人の個性は認められなくてはならないし、
社会においての権利は平等でなければならない。

 しかし、世の中がそうではないため、フェミニズム運動がある。ジェンダーギャップは
そう簡単にはなくならない。だとすれば、運動は広げていかねば。フェミニズムに興味がある人にも
ない人にも、女にも男にも。

男性3千人を対象に行った調査では、18〜30歳の男性の4割以上が「フェミニストが嫌い」と答えたという。

 これはどうしたらいいものだろうか?

 あたしはフェミニストを自称する者こそ、フェミニストと名乗る者が間違ってしまった場合、
注意をすべきだと思う。

フェミニズムが、人の憎悪を煽(あお)り、世の中の分断を図る行為になっていいはずがない。