大阪市中央区のマンション一室で10月、会社社長とみられる男性の遺体が見つかった事件で、男性を殺害した疑いが強まったとして、大阪府警は6日にも、知人で会社員の金歓喜被告(65)=韓国籍=を殺人容疑で逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で判明した。金被告は遺体の第一発見者で、男性を日常的に暴行していたとして傷害罪などで起訴されている。

 男性はこの部屋の住人で、コンピュータープログラミング会社を営んでいた八ツ田和夫さん(当時67歳)とみられる。府警は身元確認を急ぐとともに、詳しい動機を調べている。

 捜査関係者によると、金被告は9月下旬、男性を鈍器のようなもので殴るなどして出血性ショックで死亡させた疑いが持たれている。10月2日のマンション訪問時に遺体を見つけたとして119番していた。【安元久美子、郡悠介】

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