【ホニアラAFP時事】太平洋の島国ソロモン諸島の首都ホニアラで、ソガバレ首相の退陣を求めるデモが
暴徒化したことを受け、オーストラリアの派遣部隊が26日、治安維持のため空港や港に展開した。一方、
暴徒は26日も、放火や略奪を続けた。

 豪政府はソガバレ首相の要請を受け治安維持部隊を送り込んだ。アンドルーズ豪内相は26日、スカイニューズに
対し「豪警官23人が25日に直ちに派遣され、既にホニアラにいる。本日、さらに50人程度を送る」と述べた。
こうした治安維持活動は「数週間」続くと予想した。

 おのやナイフといった刃物を持った暴徒数千人が、ホニアラの中華街やビジネス街を襲っている。
中華街では放火された倉庫が爆発し、大勢の住民が避難した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112600503&;g=int