結城るみなインタビュー
性に対する興味は初等科の頃からありました。
とはいえ、セックスができるような相手もまだいなかったので、自分で気持ちを落ち着かせていました。
自慰行為を覚えるのも早かったと思います。そのうち『早くセックスをしてみたい』という思いだけがどんどん強くなっていきました。
中高生になって相手を見つけられるようになってからは、手あたり次第に……
初体験は14歳の冬です。相手は友達の紹介で出会った2歳年上の男子校の人でした。
ずっとセックスに憧れを持っていたので『今だ』と思いましたね。その頃には無料アダルト動画サイトでAVを見始めていました。
性欲が強いといっても行為の回数を多くしたいというわけではなく、没頭できるセックスがしたかったんです。
だから、相手を求めて友人の知り合いや私立学校に通う男女のコミュニティで男性を探す毎日でした。
狭い範囲でリサーチしていたので、私のことは“ヤレる女”として裏で広まっていたんじゃないかな(笑)。
これまでの経験人数は約50人なのですが、そのうちの30人くらいは中高時代に経験した男性です。
もっとセックスがしたい、そしてその姿を多くの人に見てもらいたい。
その欲望をかなえるためにはAV女優以外の選択肢はありませんでした。
もともと役者志望だったこともあって、人に見られるのが好きなんです。
これまでちょっと格好つけていたのですが、これがAV女優になった本当の理由です。
私はセックスを追求したいし、自分がするところをたくさんの人に見てもらいたい。
撮影をして、ずっと抑え込んでいた自分の欲望をようやくさらけ出せた。
今は『セックスが好き!』って堂々と言えるのがすごく嬉しいんです。“天職”というのはおこがましいですが、AV女優はすごく自分に合っていると思っています。
SNSで情報発信していると、『AV堕ち』とか『ヘラヘラしてるバカそうな女』みたいな目で見られているなと思うことも正直あります。
過去に関係を持った男性の中にもそう思っている人がいるかもしれないですね。
彼らからしたら私は“ヤレる女”だったかもしれないけれど、私からしたらその男性たちは “ヤレる男”だった。
デビューしたらそんな人たちもムラムラさせて、『私で抜け!』って言ってやりたいくらいです(笑)