A氏は’12年に佳代さんとの婚約が解消になった後も、彼らと同じマンションの別の部屋に住み続けていた。
そこで二人とは時々顔をあわせていたが、挨拶程度のやりとりしかなかったという。’17年に圭さんと眞子さんの婚約が
発表された際も、直接婚約について報告を受けることなどもなかった。A氏が話す。

「私はいまはそのマンションから引っ越してしまいましたが、携帯電話も固定電話もずっと番号は変えていません。
それは、いつか圭君や佳代さんから何か連絡があるのではと思っていたからです。しかし、
二人からはお金を渡したことについてのお礼どころか、なんの連絡もありませんでした。にもかかわらず、
『折に触れてお礼を申し上げた』と言うのは、おかしいのではないでしょうか」

圭さんは会見で、小室家サイドが提案している「圭さんとA氏の直接交渉」について、こう語った。

「(直接交渉について)元婚約者の方からは、元婚約者の方の窓口となっている週刊誌の記者の方を通じて、
前向きなお返事を頂いています。解決に向けて、私が出来る限り対応したいと思います。
解決金を受け取って頂きたいという気持ちは変わっていません」

ここにもA氏は引っかかりを感じたという。A氏が続ける。

「私はあくまで金銭交渉の相手は佳代さんだと考えていましたが、先方から『直接交渉』の申し出があったので、
それを受け入れようと思ったのです。それで、先方に10月26日の会見までに圭君と会うことを提案しました。
それは二人を気持ちよく送り出したいという思いがあったからです。しかし、先方の代理人からは、
圭君のスケジュールや警備の問題などを理由に色よい返事はありませんでした。

最終的にこちらからは『会見前に会場のホテルの別室などで会う形でもいい』という提案までしました。
会場のホテルであれば、警備の問題もクリアされるのではと思ったからです。それでも先方からははっきりとした返答がなく、
現時点で交渉の予定などは決まっていません。なぜ先方が会見前に私と会おうとしなかったのか、
理由はわかりません。それなのに、会見では『前向きな返事をもらっている』と言うのは、強く疑問を感じました」