信号機のない横断歩道で一時停止した車 徳島県は全国41位

信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしたときに一時停止した車の割合は、徳島県では19.4パーセントと、全国平均を大きく下回り都道府県別で41位となっています。

この調査は、JAF=日本自動車連盟が毎年、全国で行っているもので、徳島県ではことし8月に信号機のない横断歩道2か所で行いました。

それによりますと、県内で信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしたとき、車が一時停止した割合は19.4パーセントと、去年の調査と比べて7.6ポイント改善しました。

一方で全国平均の30.6パーセントと比べると大きく下回っていて、都道府県別では41位となっています。

警察によりますと、県内ではことしに入って9月末までに信号機のない横断歩道を渡っていた歩行者が車にはねられてけがをした事故が6件に上っています。

JAF徳島支部は「横断歩道は歩行者優先という気持ちを持って、ドライバーは思いやりのある運転をしてほしい」と呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20211025/8020012593.html