遊びながら理解を「生理カルタ」の贈呈式 雲仙
10/18 11:59

遊びながら月経への理解を深めてもらうための「生理カルタ」が、
雲仙市の小中学校に贈られることになり、贈呈式が行われました。

「生理カルタ」は、遊びながら月経への理解を深めてもらおうと、長崎市の布ナプキン専門店代表の
大原万里亜さんがSNSなどで生理をテーマに読み札の句を募集したところ、
幅広い世代から生理にまつわる悩みや思い出を詠んだ句が寄せられことし6月に完成しました。

雲仙市内の小中学校の合わせて24校分の「生理カルタ」の贈呈式が大塚小学校で行われ、
大原さんが小学6年生の女子児童に手渡しました。

「生理カルタ」は1セット46組で、「立ち上がりドバッと出たよ座れない」とか、
「あー眠いなんだかすっごく眠たいの」といった毎月の生理と向き合う女性の心情が
イラストとともに紹介され、男性や子どもも生理をイメージしやくすなっています。

カルタを贈られた大塚小学校6年生は、「イラストがとてもかわいい。
5年生や先生も誘って楽しくしたい」とか「生理は嫌な印象があるけどいいことなのかなと思った」
と話していました。

大原さんは、「生理について自然に話しあえて理解をしようと歩み寄る
きっかけになってほしい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20211018/5030013048.html