愛媛県新居浜市の民家で高齢夫妻と息子が刺されて亡くなった事件で、ナイフを所持したとして銃刀法違反容疑で逮捕された河野智容疑者(53)が県警の調べに対し、「過去に電磁波攻撃を仕掛けられた」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で判明した。
亡くなった息子と以前からトラブルになっていたとみられ、県警は河野容疑者が一方的に恨みを募らせた可能性があるとみて調べている。

 亡くなったのは住人の岩田友義さん(80)と妻アイ子さん(80)、息子の健一さん(51)。捜査関係者によると、13日午後5時38分ごろ、「男が押しかけてもめている」とアイ子さんが110番した。
警察官が駆け付けたところ、アイ子さんと健一さんは屋内で、友義さんは玄関先で倒れていた。県警は同46分ごろ、ナイフを所持していた河野容疑者を現行犯逮捕。「殺すつもりでナイフを持っていた」と供述しており、県警は数分間のうちに3人を襲撃した可能性があるとみて現場を検証している。

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/1014/mai_211014_4041508797.html