北海道の観光地と言うか僻地の生まれなんだけど40代後半の俺が20代前半の頃、友達と地元のホテルのラウンジでコーヒー飲んでた
そしたら「ジュディー!」って友達を呼ぶ若い女の子の声が聞こえてなんとなくそっちを見たら白人顔で体形や背丈が日本人な日焼けした女の子が声の方に走って行ってた
帰りに入り口の団体名の札を見たら小笠原高校と書いてあった
おそらく修学旅行だったんだろうな
そのホテルは大型ホテルじゃなくかなり古いけどちょっとおしゃれ風な小さいホテルだったんで学校の規模は小さいのかと思った
当時はハーフの子か帰国子女だと思ったてたけど日本による統治前に西欧やハワイから移住した人の子孫がいると知った
ジュディーは名前じゃなく愛称だったのかもしれないけど日本にそういう地域もあると初めて知ったわ
同時に当時そんな離島からわざわざこんな僻地に来なくても都会のが良いだろうにと思った
まあ都会にもあこがれるだろうけど北の北海道も彼女たちには異国みたいなもんなのかなと

なんで数十年たった今でもそんなことを覚えているかと言うとその子の笑顔が芸能人レベルで可愛かったのと、
小笠原高校の生徒たちが北海道の僻地住民の俺等から見ても純真でとてもかわいらしく感じたからかな
北海道の田舎の俺の街に連れて来られた他の修学旅行生は大抵だるそうにしてるのに小笠原高校の生徒は本当に楽しそうだった