【ロンドン時事】

 チャールズ英皇太子は11日放映のBBC放送のインタビューで、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)ら若者たちが、
気候変動問題をめぐる各国指導者の不十分な対応に不満を抱いていることに「共感する」と述べた。
今月末からグラスゴーで始まる国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を踏まえて答えた。

 環境問題に熱心なことで知られる皇太子は、政治家たちを批判し続けるグレタさんに共感するかどうか問われ「もちろんだ」と回答。
「(グレタさんら)若者は(気候変動に)何も対策が取られないのではないかと感じ、不満を抱いている。
彼らの声が届かず、未来が壊されることへの不安を完全に理解する」と断言した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101101059&;g=int