>>1
事件を起こしたのはSCサンパウロのDFウィリアム・リベイロ(30)とのこと。4日に行われた試合で問題を起こしていた。

今シーズンからSCサンパウロに加入したウィリアム・リベイロだったが、カンピナート・ガウショ・セリエA2のグアラニー戦で、ロドリゴ・クリヴェラロ主審に暴行を働いていた。

ウィリアム・リベイロは、1点ビハインドの状況で自身のファウルを取られたことに激怒。主審に暴行すると、倒れた主審の頭部を蹴り上げるという最悪の行動に出ていた。

なお、試合は中断され、クリヴェラロ主審は病院へと搬送。その後に退院していた。また、ウィリアム・リベイロは即時解雇されている。

今年はSCサンパウロにとってクラブ創設113年というメモリアルなシーズンだったが、この事件については「歴史の中で最も悲しいエピソードの1つ」と声明を発表し、謝罪している。

「残念です。誠に遺憾であり、何よりも不愉快です」

「ルブロヴェルデ(SCサンパウロのクラブカラーの赤緑)のファミリー全員が記念日(クラブ創設113周年)を祝うために集まったまさにその日に、我々のクラブは、その歴史の中で最も悲しいエピソードの1つを目の当たりにしました」

「これはサッカーを愛する全ての人だけでなく、単純にスポーツ全般を愛する全ての人々に衝撃を与えたシーンでした」

「我々は起きたこと全てを残念に思い、深く恥じています。経営陣、ファン、他の選手など、我々の全員が、今日見られた残念な光景について、皆さんに謝罪すると同様に、我々は世界中の虐待されてきたプロやその家族に可能な限り謝罪します」

「問題のある選手との契約は直ちに終了します。さらに、事実に関連して可能な全ての法的措置が取られます」

なお、試合は翌日に再開し、グアラニーが1-0でそのまま勝利を収めていた。