龍角散社長「中国なんて絶対進出しない!」→中国人女性入社→女性と中国へ→「進出する」 大成功へ [668024367]
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『龍角散』セクハラ裁判で社長が語った“おさわりの真相”と「核」を握る中国人女性
略
「中国進出をめぐって福田由紀さんの姉で開発部長の亜紀子さん(仮名・50代)と社長の意見が対立していたというものです」(前出の司法記者)
中国進出の意図とは?
セクハラの次に今回の審議で時間を費やされた《中国進出》というキーワード。裁判で提出された証拠を見てみると、藤井社長が'17年11月には中国ビジネスについて否定的だったのに、'18年5月には中国ビジネスにのめり込んでいる姿が明らかに。さらにそのことで福田姉妹と対立していく様子も見えてきた。
証拠と証言から経緯をまとめると、
'16年4月
中国の『東方新報』の取材を受けた社長は《中国本土で販売するつもりはありません。龍角散ブランドの信頼性を損なう可能性があります》と発言
'17年11月
藤井社長は'17年の11月に香港の代理店宛に《中国では直接販売しない。香港が中国化することが予想されるため、香港市場からの撤退を検討する》とメール
'18年3月
亜紀子さんガンに罹患。休職する/TBSテレビ「林先生の初耳学」で亜紀子さんが「林先生が会いたい女性」の1位となり紹介された
(藤井社長は「君ばかり目立ちやがって、藤井家への冒涜だ」と激怒)
5月
ガンで闘病していた亜紀子さんが職場復帰。このころから藤井社長から亜紀子さんへの態度が硬化する/中国の『三九製薬』とコンタクトすると社長が発言。
7月
中国の『三九製薬』を社長と中国人女性Kさんが訪問
9月
『三九製薬』と直接取引きをすると社長が発言。このとき亜紀子さんと由紀さんは中国ビジネスへの懸念点を進言。「中国企業と秘密保持契約も諦結せずに交渉するのは危険です」(由紀さん)
続く
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ab086e542a60a88fcad5d06e5b1c3fccafa25e8?page=3
続き
12月6日 セクハラ疑惑の忘年会
12月14日〜 由紀さん、ハラスメントの第三者窓口を検討し聞き取りを始める
12月17日 由紀さん自宅待機を命じられる
'19年1月 亜紀子さん千葉工場勤務を命じられる
3月 由紀さんに解雇通知が届く
6月 由紀さん龍角散を提訴
8月 「龍角散」が『三九製薬』と提携したと発表
中国進出を進めたい藤井社長に提言を繰り返してきた福田姉妹。福田姉妹がいなくなった途端に中国企業と提携しているところを見ると、その渦中に起きたセクハラ騒動は福田姉妹を追い出す格好の口実ではないかと邪推したくなる。
しかし、なぜ藤井社長は否定していた中国ビジネスにのめり込んだのかーー。
「この中国人女性のKさんは元々中国の『東方新報』の記者で、'16年社長にインタビューをした人物。社長は'17年末頃からKさんと2人でいることが増え、中国にも2人で訪れています。Kさんは'17年に派遣社員として入社してから短期間で正社員となり、そのころから藤井社長は亜紀子さんへの態度を変えています。一連の騒動はこのKさんがキーマンとなっている気がします」(同)
16日、件の中国人女性Kさんも傍聴にも訪れていて、記者らの顔やノートを覗き込んだり、時折笑うなど1人リラックスした様子を見せていた。
「セクハラはなかった」と認定
証言台に立った由紀さんは、
「私の目から見ると、藤井社長は中国進出を焦っているように見えました。'17年11月までは中国進出に関してかなり否定的・批判的見解を明確にしていたにもかかわらず、そこからわずか半年足らずで中国の製薬会社とコンタクトすると言い出して態度を急変させました。
すでに中国で(龍角散ダイレクトや龍角散のど飴などの)模倣品が販売されて法的な問題になったりしていたんです。そのため、このまま十分な対策をとらずに中国の製薬会社との話を進めてしまったら、龍角散の生命線ともいえるノウハウや知財、品質やブランドを守ることが困難になると予想されました。
そこで、私は当時、中国の製薬会社との取引を先導していたKさんとIさんに対し、中国ビジネスの危険性を伝えると共に慎重に調査及び対応を検討すべきであることについて意見は述べただけです」
と結んだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています