大麻草所持で高専生3人逮捕、4年生「大麻パーティーをするため仕入れた」

 大麻草を所持していたとして、京都府警は9月29日、いずれも舞鶴市の舞鶴工業高等専門学校の男子学生3人を大麻取締法違反(共同所持など)容疑で逮捕した。男女学生約10人が任意の調べに「大麻を吸ったことがある」と話しており、府警は学生の間で大麻の使用が横行していたとみて調べている。

 発表によると、逮捕されたのは、4年生(22)と同級生の少年2人(18、19歳)。4年生らは29日午前11時20分頃、舞鶴市内にある19歳の少年の自宅で大麻草1袋(約1グラム)を所持した疑い。4年生と19歳の少年は容疑を認め、18歳の少年は「一緒に入手したことは間違いないが、物理的には持っていない」などと供述している。

 3人は数日前に舞鶴市内で大麻を購入。4年生が密売人と連絡を取っていたとみられ、「大麻パーティーをするために仕入れた」と供述している。

 数か月前、府警に「学生の間で大麻が流行している」とする情報提供があり、捜査していた。

 舞鶴高専の内海康雄校長は30日、記者会見を開き、「大変深刻に受け止めている。事実関係を調査し、こうしたことが起こらないように教育したい」と話した。

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