私の彼は、マッチョ体型なのにエッチがすごく弱いんです。先日も奮発して豪華なラブホテルに泊まったら、プレッシャーを感じたのか、たった1回しただけで役立たずになってしまって…。

「ワクチンだって2回や3回打つでしょう? どうしてこんな夜に1回しか打てないわけ?」

私は、つい不機嫌になってしまいました。すると、いつもなら意気消沈するのに、今日に限って余裕の顔だったんです。

「今晩は覚悟しろよ」

ニヤリと笑ってリュックから取り出したのは、彼のよりかなり大きめのペニスバンドでした。

それを腰に装着すると、ポンプで空気を送り、みるみる本物のように勃起したんです。

「開発に1年かかった人工ペニス、ヘム1号だ」

大学院まで進み、ロボット研究に明け暮れた結果がこれですか? 彼は硬さを確認しながら「今、本体温度は37度。ヒーターとサーモスタット内臓だ」と解説しながら挿入しました。

とにかく、挿入されると温かくて、まるで本物かと思うほど。ここでベルトのスイッチを押すと、亀頭部分がビクンと動いて膣壁を刺激します。

「ああっ、よすぎちゃう。もっと…してぇ」

「あと少し硬くするか?」

彼が再びポンプで空気を送ると、前よりカチカチになったせいですぐイキそうになって…。

「ああっ、ダメよ。もうイク…。ううっ…」

私が果てると同時にベルトのボタンを押したら、ピュッと温かい液体が体の奥へ流れました。

「ああっ、何か出た」

「そう、これが人工精液だ。中出しされた快感で、いつもの倍は感じるだろう?」

私はうなずきながら、「死ぬほどして」と催促する淫乱女になっていました。すると「精液補充するから待って」と、人工ペニスを外して管から白い液体を入れていました。

今度はバックから挿入されて腰を振ると、それは限界まで空気を入れて太くなっていました。すぐに失神するほど気持ちよくなり「ああっ、壊れちゃう」と叫びながら果てまくります。

中出しされても妊娠の心配がないと、こうも感じるんですね。アソコが腫れてヒリヒリするまでしていたら、もうスズメが鳴く時間でした。

(書き手・スズメ)
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