「最高の国」ランキング
日本2位 起業家精神は1位 米誌

2021年版「最高の国レポート」において、
日本は総合スコアで99.1点を獲得し、
総合ランクで首位カナダに次ぐ2位となった。
昨年の3位から1ランク上昇した。

◆78ヶ国中2位に
ランキングは世界的な影響力を明らかにするもので、
ハード面のみならず総合的な指標で各国の価値を分析することを目的とし、
78ヶ国を対象に順位づけが行われた。
総合ランキングのトップ10は次のようになった。
欧米諸国が並ぶなか、日本はアジアから唯一の入選となっている。

1位:カナダ
2位:日本
3位:ドイツ
4位:スイス
5位:オーストラリア
6位:アメリカ
7位:ニュージーランド
8位:イギリス
9位:スウェーデン
10位:オランダ

◆起業に適した環境が揃う日本
日本についてUSニューズ誌(4月13日)は、
「世界で最も教養があり技術的にも発達した国」
だと述べている。
経済面では2011年の東日本大震災に触れつつ、
その影響からはほぼ立ち直ったと見ている。
自動車、電子機器、鉄鋼などの産業は世界トップレベルだとも同誌は述べる。
文化面では、茶道、書道、武道などが発展しており、
寿司など食文化や各種世界遺産などでも知られると紹介している。

今年度のランキングでは日本は起業家精神のカテゴリでトップとなり、
この分野で2位のドイツと3位のアメリカを上回った。
日本人が高い起業家精神を持っているかは議論が分かれそうだが、
ランキングでは起業を実現しやすい環境の有無が評価対象になっており、
この点でスコアを伸ばした可能性がある。

https://newsphere.jp/national/20210422-1/