敬老の日(20日)を前に厚生労働省は、15日時点で100歳以上となる高齢者が全国で8万6510人に上り、
51年連続で過去最多を更新したと14日、発表した。医療の進歩や健康意識の高まりで長寿化が進んでおり、
100歳以上の男性は1万60人で初めて1万人を超え、女性は7万6450人となる。

人口10万人当たりの100歳以上の人数は、全国平均が68・54人。都道府県別では、島根県(134・75人)が9年連続で最多で、
次いで高知県(126・29人)と鹿児島県(118・74人)が多かった。最少は32年連続で埼玉県(42・40人)だった。

国内最高齢は、ギネスワールドレコーズ(英国)から世界最高齢と認定されている118歳の田中 カ子かね さん(福岡県)。
男性は111歳の上田幹蔵さん(奈良県)だった。

今年度中に100歳になる見込みの高齢者は、前年度比1831人増の4万3633人。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210914-OYT1T50369/