還暦を迎えた歌手・藤あや子の周辺が慌ただしくなっている。

「長年世話になった所属事務所からの独立を考えているんです。社長は芸能界のドン≠ニ呼ばれている業界の最高実力者なんですが…」(芸能ライター)

1987年に別の芸名でデビューしたが売れず、89年9月に藤あや子に改名して再デビュー≠オ、『こころ酒』の大ヒットで一躍、スターダムにのし上がった。

「天性の妖艶な歌唱で紅白出場21回を誇る藤ですが、これは社長の尽力の賜物≠ナもあるんです。そのへんのことは、彼女もよく分かっているはずですよ」(テレビ局関係者)

藤はバツイチで、4年前の3月にふた回り年下の男性と再婚。
デビュー当時から魔性の女というウワサも絶えない。

「1年足らずでの離婚原因も、師事していた民謡の先生との不貞疑惑があったといわれ、歌手を目指して駆け落ち同然で上京したものの、デビューが決まると同時に別れてしまったというのです。
関係したこの2人の男性が、いずれも非業の死≠遂げたというウワサから、男をダメにする女と囁かれるようになったのです。
有名どころでは、木村一八と浮名を流したこともありました。木村も10歳近く年下です」(同・リポーター)

これらのスキャンダルも、大ごとになることはなかった。
「もちろん、ドンの実力のおかげです」(芸能関係者)

そんな、恩人を振り切ってまで独立しようとしているのはなぜか?

「彼女は、二回り年下の夫にメロメロ。出会ったころ、彼は30代前半で、鍼灸師として治療院に勤めていました。それを、彼女が『店を持たせてあげる』と口説いて結婚したのです」(前出の芸能ライター)

ところが、治療院の経営は失敗に終わった。
「そこで、藤は夫を個人事務所の社長に据えたという次第。ドンの事務所を通さずに仕事をすれば、当然、身入りはよくなりますからね。夫を養うために独立したがっているんでしょう」(同・ライター)

独立問題がこじれると、藤が干される可能性もある。そうなれば“還暦ボディー”のフルオープンなんて仕事を受ける日が来るかもしれない。
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