「次期総裁」河野氏トップ 衆院選比例投票先、自民49.9%―時事世論調査

 時事通信が10〜13日に実施した世論調査で、自民党の次期総裁に誰がふさわしいか尋ねたところ、総裁選候補4人のうち河野太郎規制改革担当相が31.6%でトップだった。岸田文雄前政調会長14.3%、高市早苗前総務相7.2%、野田聖子幹事長代行0.9%で、河野氏が他を大きく引き離した。
 調査は自民党の政治家9人から1人を選んでもらう形で実施。自民党支持層で見ても、河野氏35.6%、岸田氏17.9%、高市氏12.1%、野田氏1.2%と同様の傾向だった。
 衆院選比例代表の投票先は、自民党が49.9%と最も多く、立憲民主党が10.8%で続いた。以下、公明党6.2%、日本維新の会4.5%、共産党3.7%などの順。「分からない」は22.5%。

 ◇公明が立民上回る
 菅内閣の支持率は前月比4.4ポイント増の33.4%、不支持率は同0.8ポイント減の47.5%だった。不支持率が支持率を上回るのは9カ月連続。
 政党支持率は自民党が前月比2.8ポイント増の26.5%で、公明党が同0.5ポイント増の5.0%。立民は同0.9ポイント減の3.0%だった。同党の支持率が公明党を下回るのは、前月に続いて昨年9月の結党以来4度目。
 共産党2.2%、日本維新の会1.7%で、社民党、れいわ新選組、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」はいずれも0.2%だった。国民民主党は回答がなかった。「支持政党なし」は59.0%。
 調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は64.2%。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091700736&;g=pol
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