(CNN) 絶滅した生物の復活といえば、これまでSFの世界の出来事だった。映画「ジュラシック・パーク」の恐竜を復活させるという物語はその典型だった。

しかし遺伝学の進歩によって、失われた動物の復活は現実の出来事になりつつある。絶滅危惧種のクローン作製や、とうに絶滅した動物の骨や死骸から採取したDNAの配列決定を成功させた研究もある。

ハーバード大学医学校のジョージ・チャーチ教授率いる遺伝学研究チームは13日、4000年前に絶滅したマンモスの復活を目指すプロジェクトが1500万ドル(約16億5000万円)の投資を確保したと発表した。氷河期時代の巨大なマンモスをよみがえらせ、自然環境で生息させる未来を描いている。

マンモスを復活させれば、北極圏のツンドラ地帯の生態系を回復させ、気候危機とたたかい、マンモスに近い絶滅危惧種のアジアゾウを保護する助けになると関係者は期待する。ただしこの計画は倫理的問題もはらんでいる。

研究チームの目標は、マンモスのクローン作製ではない。永久凍土の中で凍結されていたマンモスのDNAを抽出することには成功したが、このDNAは断片化や劣化が激しくクローン作製は不可能だった。そこで遺伝子を操作して、外見はマンモスと区別がつかないゾウとマンモスの雑種を作り出すことを目指している。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35176656.html

同ニュース別ソース
https://aawsat.com/home/article/3189266/%D8%A8%D8%B9%D8%AF-10-%D8%A2%D9%84%D8%A7%D9%81-%D8%B9%D8%A7%D9%85-%D9%85%D9%86-%D8%A7%D8%AE%D8%AA%D9%81%D8%A7%D8%A6%D9%87-%D8%A7%D9%84%D8%B9%D9%84%D9%85%D8%A7%D8%A1-%D9%8A%D8%B9%D9%8A%D8%AF%D9%88%D9%86-%D8%A7%D9%84%D9%85%D8%A7%D9%85%D9%88%D8%AB-%D8%A5%D9%84%D9%89-%D8%A7%D9%84%D8%A3%D8%B1%D8%B6?utm_source=dlvr.it&;utm_medium=twitter

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