若手音楽家の登竜門として知られるドイツの国際音楽コンクールのバイオリン部門で、千葉県出身の岡本誠司さん(27)が優勝しました。

1952年に始まったドイツのミュンヘン国際音楽コンクールは若手音楽家の登竜門として知られていて、ことしはピアノデュオやバイオリンなどの4部門が開催されました。
12日にはバイオリン部門の最終選考が行われ、千葉県市川市出身の岡本誠司さんが表現力豊かな演奏を披露して優勝しました。
岡本さんは2014年にドイツの国際バッハコンクールのバイオリン部門で優勝するなど国内外のさまざまなコンクールで受賞を重ね、現在はドイツのクロンベルク・アカデミーに在籍しています。
岡本さんはNHKの取材に対し、「このような権威あるコンクールで賞をいただき、とてもうれしく思っています。ベストは尽くせたと思っていますが、これからも音楽の本質に近づいていけるよう日々精進していきたいです」と話していました。
ことしのミュンヘン国際音楽コンクールではピアノデュオ部門で福岡市出身の姉妹、坂本彩さんとリサさんが3位に入賞しています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210913/1000070131.html

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https://www.nikkansports.com/general/news/202109090000226.html