世界最高齢のアカゲザル「イソコ」死ぬ 43歳4カ月、京都市動物園 | 京都新聞
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京都市動物園(左京区)で18日、飼育されている世界最高齢のアカゲザルとして、ギネス世界記録に認定されている「イソコ」(雌)の43歳を祝う誕生日会が開かれた。
担当飼育員がイソコの生い立ちや現在の暮らしぶりを紹介した。

イソコは1978年4月15日に同園で生まれ、10匹を出産。42歳になった昨年4月に同園初となるギネス認定を受けた。

飼育員の板東はるなさんが、冷暖房完備で段差などに配慮した「老猿ホーム」で、一日の多くを寝たり餌を食べたりして過ごすイソコの日常を、
写真や動画を交えて説明した。判断力の低下が見られ、昨夏には熱中症で一時状態が危ぶまれたが回復したという。

長生きの秘訣(ひけつ)として、板東さんは「強さの順位でイソコは一番下くらいで、大きな争いに巻き込まれてこなかった。遺伝もあるかもしれない」と語った。

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