大阪3か所目のコロナ診療専門病院 阪和住吉総合病院が準備
09月07日 11時00分

新型コロナの診療を専門に行う新たな病院として住吉区の民間病院が大阪市の依頼に応じて準備を進めていることがわかりました。
大阪府内で3か所目となり、来月から中等症の患者を中心に受け入れるということです。

新型コロナウイルスの感染拡大で大阪府内では実際に運用されている軽症・中等症の患者用の病床2696床のうち87%が使われていて、ひっ迫した状態が続いています。
このため大阪市の松井市長は、新型コロナ患者の診療を専門に行う民間病院を新たに確保する方針を明らかにしていましたが、大阪・住吉区の「阪和住吉総合病院」が依頼に応じて準備を進めていることがわかりました。
中等症患者を中心に55の病床を確保するということで、2種類の抗体を点滴で投与する「抗体カクテル療法」も実施して患者の重症化を防ぎたいとしています。
大阪府内の新型コロナの専門病院は3か所目で、病院は7日までにほかの病気で入院している人の転院を終えたうえで、院内の改修などを進め、来月1日から運用を始めることにしています。
外来診療については、他の病気の患者もこれまでどおり受け入れるということです。
この病院を経営する医療法人は現在、コロナを専門に診療している「阪和第二病院」も運営していて、「これまでのノウハウを生かして少しでも中等症の病床を確保できるように協力していきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210907/2000050993.html

医療法人錦秀会
https://kinshukai.or.jp/
錦秀会グループCEO 籔本雅巳
https://kinshukai.or.jp/about/greeting

https://i.imgur.com/BefZRjg.jpg
https://i.imgur.com/TKgsvAU.jpg