立憲民主党の枝野幸男代表は10日、ワクチン接種促進を担う河野太郎ワクチン担当相の自民党総裁選出馬表明を「総裁選より新型コロナウイルス対策だ」と批判した。国会内で記者団に語った。

枝野氏は、多くの地域でワクチン接種の予約が難しい状況が続いていると指摘。
「2回目はいつまでにできるのか、3回目のためのワクチンは確保できるのか、具体的に説明されていない。総裁選の前に、担当相として答えを出していただきたい」と述べた。

有権者の関心が自民総裁選に向く中、立民は「総裁選より大切なのは国民の生命、コロナ対策」(福山哲郎幹事長)との主張を強めている。

https://www.sankei.com/article/20210910-Y5PTY6FLQFPCDDSDNMVZUD7Z3M/