玉川徹氏、河野太郎氏が総裁選で「脱原発」など持論封印なら「魅力は半減です」

 テレビ朝日の玉川徹氏が10日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)にリモート生出演した。

 番組では、河野太郎行政改革担当相が自民党総裁選に立候補すると決めたことを報じた。10日夕に国会内で記者会見に臨み、正式表明する。出馬表明は岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相に続き3人目となる。

 スタジオでは河野氏が今回の総裁選で出馬に際し持論の「脱原発」「女系天皇容認論」を封印すると伝えた。

 玉川氏は、河野氏が持論封印なら「総裁になるために持論を封印してしまったら河野さんの魅力は半減ですよね」と指摘した。さらに「原発問題。彼の本音はやっぱり脱原発ですよ。今までずっと言ってきたことでそれが変わっているとは思えない。これを引っ込めるんだとしたら自民党の中で力を持っている人たちに配慮して、ある種、隠すことになることになると思う」とコメントした。

 続けて「じゃあそういうことで本当に魅力が発揮できるのか。総裁になって総理になった後に派閥の締め付けで自分の思うことができない、それは…ある種、菅さんの繰り返しになる、それでいいんですか?という話なんです」と指摘した。

09/10 09:49

https://article.auone.jp/detail/1/2/2/202_2_r_20210910_1631235042113314