上川陽子法相は7日、身分証明の根本となる戸籍に「読み仮名」を記載するための検討を、法制審議会
(法相の諮問機関)に諮問すると明らかにした。戸籍の氏名欄は現在、漢字で表記されているが、
行政を含めた社会のデジタル化を推進する中で、読み仮名を付けることで個人データを検索しやすくし、
事務処理を効率化させる目的。法制審では「キラキラネーム」など漢字本来と異なる読み方がどこまで
許容されるかなどを議論する。

 海外でのマイナンバーカード利用が可能となる2024年に合わせ、カードに氏名をローマ字表記する狙いも。
戸籍法などの改正が必要な場合、23年の通常国会への提出を目指す。
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