日本テレビ系(NNN)9/5(日) 16:55配信
中国で、日本の女子高校生風の制服、いわゆる「JK制服」が人気を集めている。このJK制服に、ロリータ・ファッション、中国の伝統衣装・漢服を加えた3つが、思わずはまる“三坑(3つの穴)”と呼ばれ、年々需要が拡大、3000億円を超す市場になっている。
■北京の“渋谷”に「JK制服」
北京の中心部にある三里屯は、東京で言えば「渋谷」のような若者に人気の町だ。ここを歩くと日本の女子高校生が着るような制服、いわゆる「JK制服」を見かける機会が増えた。
「アニメや漫画をきっかけに知りました。『ハイキュー!!』や『黒子のバスケ』です」とJK制服を着た女性は語る。愛好者は十代から二十代の女性が中心で、コスプレではなく、普段着として着る人も多いという。
「JK制服」という表記自体もそのまま使われているほど、中国の若者たちに定着している。
「着るとかわいいし、元気な印象です。クラスメートにも着ている人がいて、前から何着も買っています」と話すのは17歳の高校生。現代っ子らしくネットショッピングサイトでJK制服を探すという。
中国メディアの分析では、以前は北京など大都市の一部のマニアの間での流行だったが、今では比較的小さな都市まで流行が広がっているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6f25fa3c55fd75a33cdad48dc1881f954a15f47