4Kで100fps超えを楽しめるゲーミングPC「G-Tune HP-Z」。Core i9と3080 Ti搭載でも音静か

■ フルタワーケースのメリットはあるのか?

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」より、
フルタワー型ゲーミングPC「G-Tune HP-Z」が発売された。
本機は内部に余裕のあるフルタワー型ケースを採用したゲーミングPC。

高性能なパーツを採用した高い性能に加え、電源周りや冷却の面でも贅沢な仕様で、安定性にも期待ができる。

大型筐体のゲーミングPCは王道であり鉄板の製品ではあるが、
果たしてフルタワーほどのサイズが必要だろうか、と感じる人も多いのではないだろうか。
G-Tuneが本機にどんな思いを込めているのか、実機を触れつつ探っていきたい。


■ 最新CPUとGPUを組み合わせたハイエンド機

「G-Tune HP-Z」のスペックは下記の通り。

CPUはCore i9-11900K、GPUはGeForce RTX 3080 Tiという構成。
GPUは上位にGeForce RTX 3090があるものの、最新パーツを組み合わせた、ほぼハイエンド機と言っていいだろう。

メインメモリは32GB、SSDはM.2 NVMeの1TBで、ゲーミング用途としても十分。
さらに4TBのHDDとDVDスーパーマルチも搭載しており、ストレージ周りは手厚い。
有線LANは2.5GBASE-Tを採用しており、1Gbps超のインターネット回線を有効活用できる。

電源は1,200Wと大容量で、80PLUS Goldの製品が使われている。またCPUクーラーには水冷を採用。
ラジエータは360mmと大型で、TDPが125WのCore i9-11900Kを安定動作させるとともに静音化も期待できる。
さらにカスタマイズで、より熱伝導率の高いグリスに変更も可能だ。

価格は40万円超えとかなり高価だが、GeForce RTX 3080 Tiが単品で20万円前後という現状を考えれば致し方ない。
なお9月1日までの期間限定で5万円引きになるサマーセールが実施されている。


<続く>

https://news.yahoo.co.jp/articles/19d25dd126afd5da74083129b6a62edb1bd47a3e