このうち、さいたま市浦和区の「県南部ワクチン接種センター」では、8月10日に届いたロット番号「3004667」のおよそ700本のうち19本で異物混入が確認され、流通を手がける武田薬品工業に返品していました。

 異物が確認されなかった瓶は使用し6540人がすでに接種済みですが、今のところ健康被害は確認されていないということです。

 県は、6月から、まれに異物が入っているとして、武田薬品工業に報告していたということです。

 一方、戸田市では、1633人が対象となるワクチンを接種しています。また、接種見合わせの要請を受け、戸田中央大規模接種センターでの26日のワクチン接種は延期しました。

県によりますと、このほか、県内の職場や大学など13の施設にも対象のワクチンが供給されていて県が詳細を国に確認しています。

 厚生労働省によりますとこれまでのところ健康被害の報告はないということですが、すでに接種を受けた人で体調に異変がある場合は医師や県の新型コロナウイルス専門相談窓口に相談して欲しいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c671a2080c110991ce8aaf52231f0e866ad79304