韓国・外交部当局者は前日、テレビ電話形式のリモートブリーフィングで「希望する人は全員出国した」とし、国内残留や第3国行きを決定した人を除けば、当初政府が計画した全人員を移送したと明らかにした。

 “ミラクル”という作戦名にふさわしく、成功的な移送という評価を受けている。
米国のウェンディ・ルース・シャーマン国務副長官が22日の会議で解決策を提示した。

米国が取引しているアフガニスタンのバス会社に協力者を乗せ、そのバスを米軍とタリバンが一緒に守っている検問所を通過させようというのだ。

 タリバン基地を通過する際には必ず米軍の承認が必要だが、米軍はタリバンと撤収と関連して「米軍が承認する人員に対しては撤収してもいい」という約定を結んだ。
この約定により、バス6台に分乗した韓国行きの協力者らは検問所を通過することができた。

 協力者も大使館や病院、KOICA(韓国国際協力団)など自分の属する機関別に十分な連絡網を維持し、一糸乱れず動いたことが移送に役立った。

米国・防総省合同参謀本部のハンク・テイラー少将は同日、国防総省とのブリーフィングで韓国政府がアフガニスタン事業再建に協力した助力者を国内に受け入れることにしたことに対し、感謝の意を表した。

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