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【札幌記念】白毛の桜花賞馬ソダシが3歳牝馬7年ぶりのV!

札幌記念を制し重賞5勝目を挙げたソダシ【拡大】
https://race.sanspo.com/keiba/news/20210822/ope21082216040008-p1.html
 8月22日の札幌11Rで行われた第57回札幌記念(3歳以上オープン、定量、GII、芝2000メートル、
13頭立て、1着賞金=7000万円)は、吉田隼人騎手騎乗の2番人気ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)が
2番手でしっかり折り合いがつくと、逃げたトーラスジェミニを早めに交わし直線へ。
最後まで脚色衰えず、後続の追撃を振り切って先頭でゴール。豪華メンバーがそろった真夏の頂上決戦を制し重賞5勝目。
2014年のハープスター以来、7年ぶり3頭目の3歳牝馬による勝利を果たした。タイムは1分59秒5(良)。

 3/4馬身差の2着にはGI2勝馬ラヴズオンリーユー(1番人気)、さらにアタマ差遅れた3着に昨年2着のペルシアンナイト(8番人気)が入った。

 ◆吉田隼人騎手(1着 ソダシ)「一番にホッとしました。外枠を引いてしまったので、ゲートを出たなりに
1コーナーに入ろうと思いました。折り合いがついて、いつでも動けるのが手綱越しに伝わってきて、
手応え十分でした。前半のレースに乗っていて、前にいっても止まらなかったので、
自信を持って最後は追い出しました。オークスではちょっと期待に応えることができなかったので、
悔しい思いをしました。復帰戦でソダシらしい競馬をしてくれて、秋に向けてまた楽しみになりました。
最後は苦しくなっていて、3歳牝馬の(斤量)52キロが大きかったです。
今度からは同じ斤量になるので、しっかり仕上げていきたいです」

 札幌記念を勝ったソダシは、父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハという血統。
北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。
通算成績は7戦6勝。重賞は20年札幌2歳S(GIII)、アルテミスS(GIII)、阪神JF(GI)、
今年の桜花賞(GI)に次いで5勝目。札幌記念は管理する須貝尚介調教師、騎乗した吉田隼人騎手ともに初勝利。