中国の習近平(シー・ジンピン)指導部が教育分野の監督を強めている。上海市は9月の新学期から小学生の期末試験で、
これまで実施していた英語の試験を除外する。試験の回数も減らす。
同時に小中高で「習近平思想」を必修にして思想教育は徹底する。学生の負担を軽減する狙いというが、長期的には人材の競争力に響く可能性もある。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM103LU0Q1A810C2000000/

別ソース
中国政府は今年の秋から、学校の授業に、習近平国家主席の政治理念を学ぶ授業を必修とすることを決めました。長期政権を目指す習主席の権威をさらに高める狙いがありそうです。

中国教育省は、習主席の政治理念「新時代の中国の特色ある社会主義思想」を若者に浸透させるため、小学生から大学生に向けた教材をあわせて5冊作成しました。今年秋に始まる新学期から、小中学校などで必修教材として正式導入されるということで、中国教育省の担当者は「新時代の魂を込めた傑作だ」と強調しています。

習主席は来年の党大会で異例の3期目続投を目指すとみられ、権威を高めるため次々と打ち出される措置が子どもの教育現場にまで及び始めたかたちです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/64320d28470eeddec606ee887d4b6a2400f6f3c8