小田急線の車内で、刃物で刺されるなどして乗客10人が重軽傷を負った事件で、男が確保される直前に話しかけ
られたという男性が取材に応じ、「『有名になると思うんで、握手しておきますか』と言われた」などと語りました。

6日、東京・世田谷区を走行中の小田急線の車内で起きた事件では、現場から逃走していた對馬悠介容疑者が、
殺人未遂の疑いで逮捕されています。對馬容疑者は杉並区のコンビニで確保されましたが、その直前に会話した
という男性が日本テレビの取材に応じ、当時の状況を話しました。

確保前の對馬容疑者と会話した男性

「(コンビニ店内の)おにぎりの前の所で、犯人らしき人に手をさしのべられて、『多分ぼく有名になると思うんで、今
のうちに握手しておきますか』って言われて、気味悪かったんで『大丈夫です』と断ったら、『そうですよね、やめてお
きますよね。悪いニュースだと思うんで』と」

對馬容疑者のバッグからは着替えも見つかっていて、警視庁は、現場から逃走する用意をするなど、犯行の計画
性があったとみて調べています。

https://www.news24.jp/articles/2021/08/09/07920275.html