みなさん、泣けるほど辛いやきそば、好きでしょうか? 私は食べるのに躊躇します。
 2019年ごろから花椒などシビ辛を特徴としたフードが出てきて第4次激辛ブームが加速したと言われています。ここ数年、ラーメンやカレーなど辛さを競う商品が続々と出てきましたが、最近だと単に辛さを極めるのではなく、例えばモスバーガーは「辛いだけじゃ、つまらない」とうたって奥深い味わいを売りにした「クールスパイストマトバーガー」を出したり、バーガーキングは緑のソースで見た目に斬新な「ヤラピノホットソースワッパー」を打ち出したりと、辛い中にも個性を発揮した商品が出てきているのがうかがえます。
 そんな中でペヤング「獄激辛」シリーズは基本に実直といえましょうか。とにかく唐辛子系の辛さをパワフルにきかせていて刺激的。「泣けるほど辛みが強い」とうたって挑戦者を悶絶地獄に突き落としています(体験談)。
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 獄激辛シリーズから新しく登場したのは「ペヤング 獄激辛にんにくやきそば」。7月27日ごろからコンビニなどで販売されています。205円(税別)。
 シリーズを振り返ってみましょう。2020年2月にシリーズ初の「ペヤング 獄激辛やきそば」が登場。続いて、今年2021年1月に「獄激辛カレーやきそば」、5月に「ペヤング 獄激辛担々やきそば」とこれまでで合計3つの味が出てきました。今回で4つめ。

■ペヤング「獄激辛」は今までと比べると辛さ控えめ?
 さて「ペヤング 獄激辛やきそば」を開けてみました。ソース、かやくの小袋が入っていて、ふりかけこそありませんがふだんのペヤングとほぼ変わりません。
かやくにはキャベツと、たっぷりのニンニクが入っています。お湯の目安は480ml。3分間待機して、お湯を切ってソースを絡めたら完成。
今回、これまでの「獄激辛」とは異なり、鼻が痛くなるような刺激的なにおいは控えめでした。かわりに、湯戻ししたフライドガーリックからにんにくのにおいがムワンと立ち上がっています。

いかそ
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本家
http://www.peyoung.co.jp/products/2025/