https://news.yahoo.co.jp/articles/8d5d161696ee4b003cf5f1e7eb1d92ddbc792fb5

夏休み中の子ども達に、伝統ある定置網漁を身近に感じてもらおうと、親子を対象にした漁の見学会が氷見市で始まっています。
夜明け前の午前4時過ぎ。氷見漁港の観光遊覧船に、次々と親子連れが乗り込んでいました。
氷見市は、市内の小中学生に伝統ある定置網漁への理解を深めてもらおうと、毎年、見学会を開いていて、4日は親子20人が参加しました。
向かうは、宇波沖およそ3キロの定置網漁が行われるスポットです。
400年以上の歴史をもつ氷見市の定置網漁は、資源や環境にやさしい持続可能な漁業として、今年2月、県内で初めて農林水産省から「日本農業遺産」に認定されました。
参加者は、乗組員から定置網の仕組みや歴史を聞き、船の上から迫力ある漁の様子を見学しました。
2隻の漁船が定置網をたぐり寄せ、魚を引き上げる様子をじっと見つめたり、写真を撮ったりしていました。
海から日の出の美しい光景も楽しんだ参加者は、地元の伝統や文化を知る良い思い出となったようでした。
見学会は人気のため今年は初めて開催を4回に増やしましたが、すでに受け付けは終了したということです。