ポテトチップスの容器に大麻草を詰め、ベトナムから密輸しようとしたとして、名古屋税関はベトナム人の技能実習生の男を告発しました。

 告発されたのは、名古屋市中川区に住むベトナム国籍の技能実習生ド・ズイ・ダット容疑者(24)です。

 名古屋税関によりますと、ド容疑者は今年6月、他の者と共謀のうえ、ベトナムから国際郵便で大麻草およそ282グラムと大麻樹脂3グラムあまりを密輸しようとした疑いが持たれています。

 大麻草はポテトチップスの筒状の容器に詰めるなどして隠されていましたが、麻薬探知犬や職員が発見し、荷物の届け先からド容疑者が特定されたということです。

 この事件を巡っては、東海北陸厚生局麻薬取締部が発見された大麻の量から営利目的で輸入したとして、7月ド容疑者を逮捕・送致していました。

 税関と麻薬取締部はド容疑者の認否について明かにしていませんが、密輸や販売ルートの全容解明を進めています。

東海テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/91e0a8dca072a384b309a857dafa18ba13e34451
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