官房長官、韓国選手団の福島食材忌避「復興五輪の推進図る」
2021/7/29 14:24政策

加藤勝信官房長官は29日午前の記者会見で、韓国が東京五輪の選手村の食事に福島県産食材が使われることを懸念して独自の給食センターを設けたことなどについて「東京大会における飲食提供については復興五輪の趣旨にのっとり、被災地の食材の活用などを通じて復興五輪の推進を図っている」と述べ、風評被害の払拭に努める考えを示した。

一方、韓国の選手団が選手村に掲げた政治的主張を含むとみられる横断幕に関し、国際オリンピック委員会(IOC)と韓国側が協議し、撤去したことを明らかにした。その上で、「わが国としてはすべての参加者が五輪およびパラリンピックの精神にのっとり行動していくことを期待している」と述べた。
https://www.sankei.com/article/20210729-4PF7QXFPB5NRZDNZUSIADUDBBE/