https://news.yahoo.co.jp/articles/7b4bc6d51b4e36dbf2aa268b810973dc79725797

 中日ドラゴンズの木下雄介(27)投手が、現在、予断を許さない状況であることが週刊新潮の取材で分かった。
7月半ばに倒れ、長く病床に伏しているという。若きアスリートの身に、一体、何が起こったのか――。

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 木下投手は2016年秋のプロ野球ドラフト会議で中日から育成選手枠1位の指名を受け、将来を嘱望されていた一人だ。

「木下はコロナのワクチンを接種したばかりでした」

 と語るのは、さる球団関係者だ。

「接種から数日後、彼は名古屋市内の練習場でかなり力の入った激しい運動をしていました。その最中に倒れ、大学附属病院に運び込まれたのです。
容体は現在、重篤で……」

 声を詰まらせて続けるに、

「まず心臓周辺に問題が発生し、その影響が脳に及んでいます。人工呼吸器を外すこともできません。
奥さんが付きっきりですが、ショックを受けておられて気安く声をかけられるような雰囲気ではない。
この事実を知っているのは、与田剛監督はじめ首脳陣と、ごく限られた一部の選手だけです」

ドラゴンズのオーナーで中日新聞社長でもある大島宇一郎氏は、取材に次のように答える。

「ワクチンを打った後、練習中に体調を崩して入院しており、(容体が)非常に厳しい状態だとは聞いています。
ただ、ワクチンを打ったことでそのような状態になったのか、因果関係までは分かっていません」